脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

50代・それぞれの人生・ワレンベルグのこゝろ

職場の人に「実は脳梗塞を一年くらい前にやってまして・・」と言った時の反応、

アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しているこの脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、
脳梗塞経験者である自分が、日々感じたことなどを雑多に書いている日記。
先に始めていたNo+e版  
まつ@ワレンベルグな日々、時々No+e日記|note
にも、過去の就職までの自宅療養記をメインに日記を綴っている。
2022年大晦日脳梗塞(ワレンベルグ症候群)で入院、4ヶ月後退院、しかし無職となった。
後遺症が出るなど就労せずしばらく自宅療養。入院から約一年、日常生活はほぼ回復(ただし、後遺症はまだ続いている)。
社会復帰(再就職)がようやく果たせたのは、今年2024年2月。
パート勤めのブログはこちら
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)

4月に入って、パート勤めが始まって、3週間すぎた。
職場の同じパート女性と雑談などすることも。

話してみると、生年月日が一日違いだということが判明、妙に親近感。
しかし自分が脳梗塞をやっているということを告げると、えーっ!!と、びっくり。

入社面接、応募書類でもそうだったが、隠すことが嫌いなので、「脳梗塞で4ヶ月ほど入院して、退職になって、退院はしたけど一年ほど自宅療養でした・・」と正直に伝えた。
(フラつきも稀にある、一緒に働く仲間(でこの人は!と思う人)には持病を正直に明かして、何かの時には配慮してもらうこともあるだろう・・)

「えー、ぜんぜん(脳梗塞って)見えないですねー、言わないと分からなーい、きちんとしてるしー、でも大変だったでしょ」と、多少のお世辞を加えつつも、驚きを隠せないかんじ。
特に、50代で会社辞めてUターン、というくだりからの脳梗塞発症、退院して一年という昭和生まれの突然の荒波人生は、同じこの職場に行き着いて同じ時代を生きた(普通の)人には、共感(興味?あるいは自身への警告の意味で)を得るようだ。

 

大手電機メーカ技術者として30年以上、人並みに苦労し、父の死去が決意させた退職と地元Uターンが54歳、そして公務員事務へのチャレンジ、何とか3年目まで来て突然の脳梗塞で寝たきり、家族に迷惑をかけるがしかし4ヶ月後に回復し退院、そして鹿児島への元サヤ、療養そして今、60手前のパート再就職等々、まぁまぁ波乱の人生だ。
(実際は、30代後半からの海外赴任での言葉や文化の壁、帰国してからの事業部異動など、話してないけど、自慢話になるようなネタは尽きない)

まぁ、それぞれの人生だ。良いか悪いか、少なくとも立派ではない、自慢するような人生でもない(退職したところから、嫁さんには苦労をかけっぱなしだ)。

そして、60手前で脳梗塞、命が危なかった。寝たきり、嚥下障害、吐き気。
助かったけど、人生終わりの近くまで行った。運良くここまで回復し戻って来れた。
いま生かされている、(脳梗塞で苦しんでるけど)、それだけでじゅうぶんと思うしかない。生きていればきっと何か良いことが。

ここに、名曲【人生の扉】がある、曲調がやや「校歌っぽく」感じるのは私だけかも知れないが、60手前の老いぼれに、詩がずんずん入ってくる、英語のサビもさすが。

And they say it’s lovely to be 40
But I feel it’s nice to be 50

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

 

www.youtube.com

人生の扉 竹内まりや

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

I say fun to be 20
You say it’s great to be 30
And they say it’s lovely to be 40
But I feel it’s nice to be 50

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

I say it’s fine to be 60
You say it’s alright to be 70
And they say still good to be 80
But I’ll maybe live over 90

君のデニムの青が あせてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

I say it’s sad to get weak
You say it’s hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it’s worth living
But I still believe it’s worth living

CDアルバムはこちら


初回限定盤 竹内まりや デニム Denim 2枚組CD

おわり