脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

発症後、2度目のGW・ワレンベルグのこゝろ

脳梗塞発症、退院後2度目のGWを迎えた、

アフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しているこの脳梗塞 ワレンベルグな日々」は、
脳梗塞経験者である自分が、日々感じたことなどを雑多に書いている日記。
先に始めていたNo+e版  
まつ@ワレンベルグな日々、時々No+e日記|note
にも、過去の就職までの自宅療養記をメインに日記を綴っている。
2022年大晦日脳梗塞(ワレンベルグ症候群)で入院、4ヶ月後退院、しかし無職となった。
後遺症が出るなど就労せずしばらく自宅療養。入院から約一年、日常生活はほぼ回復(ただし、後遺症はまだ続いている)。
社会復帰(再就職)がようやく果たせたのは、今年2024年2月。
パート勤めのブログはこちら
ワレンベルグのパート生活(脳梗塞の狂想曲)

毎年恒例のGWが先週末から始まり、連休の人にとって巷は束の間の非日常
そして今日から5月、パート勤めの2か月目は4月末日の休館休日あけ、遅番の11時勤務で始まる。
昨年と言えば、4月末に脳梗塞のリハ病院を退院して、すぐGWだったのだ。あれから一年。

4ヶ月の病院生活(長く暗い非日常?)から、実家(日常)に戻れて、ある種、開放感。
ホッとしていた。
同居再開で実家の母の喜んでいる姿。戻って来たんだという喜び、だがホントに体が戻っているか?どこまで「日常」の生活に適応できるか? 

不安もあったがともかく、晦日以来失われた日常、それを取り戻そうとしていた
生かしてもらった事に応えるためにも。そんな去年のGWだった。

その退院から1年弱、二度目のGWは、場所を変えここ鹿児島で。
そしてここでは、静養と体力回復といった日常生活の復活から
社会生活への復活へ。

即ち、職に就く(生業)ことであった。

後遺症の落ち着きを待って、再就職活動を年末に開始、しかし60間近で脳梗塞あけという条件がつくと予想以上に就職は厳しい(フルタイムの職を三つ受けたが全敗)。

まずい流れであったが、ハロワの推薦の2月の短期のアルバイトが都合良く入った。
これが休職によるブランクを払拭し、働ける証明となったようで、4月からパートではあるが一年契約で、市内の公共施設で事務員としての職。働ける自分に戻った。

そして早くも一ヶ月が過ぎた。
GWに働くことへの抵抗は、ないといえば嘘になるか。でも考えると、
GWに長期休みがある人とない人、つかの間の非日常を求める人と日常にとどまる(役割のある)人、社会にはこの二つとも大事。どちらがイイとかエラいは無いよなって。

自分の日常、、仕事もまだまだ一人前とも言えず、脳梗塞の後遺症も一進一退だ。
パート職で前職に比べると稼ぎはミニマリストだが、働く意義というか、利用する市民の憩いの空間、市民の心を高める文化施設の場で勤められるということ、そして自分はやはり本が好きだ。
だから、楽ではないけどここを生業としようと、もがいている。

仕事で毎日本に触れているのに、全く本を読む気にならなかった
(そのくらい、この一ヶ月は忙しすぎた・・)

左上は、借りた本。ほぼ二ヶ月ぶりに借りた、読みたいとずっと思っていた凪良ゆうの小説。一言でいうと、静かにぐいぐい引き込まれた不思議なラブストリー?、
エンディングは、説明ぽい箇所にやや減速した感もあったが、休日に最後まで一気に読みきった。(いい本は脳も疲れない)

残り3冊は、お得意のブッコフ本。

左下は。脳梗塞(ライター?の鈴木大介氏の本で、見つけたのはラッキーだった。

脳梗塞で、あるいはもしかしたら人に言えない病気を抱えて苦しみ、社会生活でいろいろ戦っている人、そういう書籍は励みになる。本が力をくれる。

明日は休みなので、今宵はゆっくり読みたい。

鏡のような水たまり、雨上がり
八十八夜も過ぎた、遠くに見える緑の茶畑に光が漏れる、空は太陽を隠す妖しい雲、

つづく