脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

感謝2 病院とスタッフ2【WB06】

脳梗塞での約4ヶ月の療養、リハビリ生活を経て、
ほぼほぼ普通の生活に戻れたのは、感謝すべき人々
のおかげだ。 
リレーした回復期のリハビリ病院についても
お世話になった。その対応と感謝である。
④回復期リハビリ病院、医師、看護師

急性期病院から引き継いだ 回復期リハ病院は
リハ室の設備、スタッフ、行うリハは多種多様、
さすがという感じ。ここで約70日間、休みなく
毎日リハビリが行われて、復帰の為の生活習慣
が整えられる。急性期では、病衣で1日を過ごし
リハもそのままだったが、回復病院では、まず
朝起きたら着替て、歯を磨き、配布される個人
予定表に沿ってリハや風呂、食事(約30日は経
管食で3/13から3食になった)が時間通りに進む。 

副院長で主治医が、嚥下のスペシャリスト。親し
み易く話好きでよく個室に立ち寄って下さった。
看護師は、急性期に比べると和やかだが忙しさ
は同じかそれ以上。回復期では、自身の容体が
落ち着いており、入院慣れもあり、スタッフに
冗談や提案を言う余裕も出てきた。
 
⑤回復期 リハ病院 リハビリスタッフ

土日含毎日リハが組まれる為、主担当が休み時に
他のリハスタッフが代行するのだが、この時が
タレント揃いなので良い。逆に、固定のスタッフ
がずっと張り付かないと回復遅れるという患者も
いたり、メニュの内容がいつもと違う!と声を荒
げるお年寄りもいた。ま好き好きだが、ともかく
良くしようと毎日懸命のスタッフは、神であり、
感謝と同時に和やかな時間にするべきだと思う。
そういう社交性や柔軟性なども無ければ、社会
復帰後も辛いと思うのだが。。

転院の一番の期待は、嚥下障害の回復である。
主担当のSTは、女性ならではの気配り、充実の
施術や助言の安心感、主治医と共にとても丁寧
にかつスムーズに、ほぼ回復までをサポート
してくれた。4月9日に異動があり、男性STが
後任となったが、共通の自転車など趣味の話題
が豊富でリハ(の会話)がいつも楽しみだった。 

理学療法士PTのリハは、ほぼ下半身を中心とし
た筋トレメニューで、主担当はベテランの紳士。
物腰はやわらかだが、負荷が日に日に上がる。
しかし、何とかついていけたようで退院前には
「もう与えた課題は大体出来ておられるますね」
と言われた。お休みの時の若い女性のPTの時は
ついつい張り切ってしまうじじいの私、でも見
透かされていて、やや難易度を上げた運動が与え
られ「私、患者さんが、難しそうにしてるのを見
るのが好きで、、」といじめられ(笑)。兎も角
別記の、バランスがやや崩れるところが、課題と
してあるが、悲壮感もなく(違うモチベーション
?で)頑張れたり。
作業療法士OTは、腕の細かい作業を行う上での
上半身の筋トレやOAの操作、生活動線想定の
バランスと複合した動作訓練や、車の運転に
ついてのシミュレーションや、脳トレのような
評価を行う。一番やることが多岐に渡り、筋トレ
もあるので結構たいへんだが、指示指摘が的確
で助けられる。

上記三つの部門にそれぞれたいへんお世話にな
った。個々部門の最終判断で、退院のGoサイン
が出たのだが、運転については、外部の免許セ
ンターでの、教習評価と適正評価を受けないと
公安委員会からの認定が貰えない。(認定のな
いまま、万が一事故を起こすと罪になり保険も
下りない。)
ここの認定をきちんと取ることで、有終の美。
クルマの運転は、再就職も含めて、生活復帰の
条件として自分は考えていたので、再認定をう
けて本当によかった。