2022年12月、
大晦日の朝に、救急車で、急性期の救急病院に運
ばれ、脳梗塞が確定、そして詳細な診断結果は
所謂、ワレンベルグ症候群。
そこから、約4ヶ月の療養、リハビリ入院で改善。
いくつかの後遺症は抱えつつも、普通の生活が
送れるレベルまで回復、退院。しかし、、
症状や後遺症などについてもう少し詳しく。
「ようやく復帰【WB00】」の記事でも触れたが
脳梗塞の症状は、千差万別。
自分の場合は、延髄と小脳の梗塞、症状的には通称
ワレンベルグ症候群(勝手にWBと略す)とおい
少し聞き慣れない、脳梗塞であり、原因とか、
医学的、解剖学的視点での説明は、ネットにあるので
そちらに譲るとして、リハビリで苦労した大きな2点
・運動機能障害
・嚥下障害
以外も含めた6つの症状について、以下まとめる。
要は
退院はしたが、回復したところと、改善したが回復途中 があるという所だ。
回復途中=不自由があることを、周りに理解してもらうのがちょい難しいかな。
自分が無理してしまうところもあるし。
入院時→現在
の症状
ーー①めまい・ふらつき系ーーーーーー
◎→△ めまい(左回旋性→ふらつき)
◎→x 吐き気および嘔吐
◎→x 座位姿勢の維持困難
ーー②失調・運動機能系ーーーーーーーー
◎→△ バランスおよび運動の困難さ
◎→△ 病巣同側(左半身)失調、歩行失調
ーー③目や視力、まぶた下がりーーーーーー
◎→x ホルネル徴候(瞳孔x、眼瞼下垂)
◎→x 複視(二重に見える)
◎→x 目のかすみ
◎→x 水平眼振または回転性眼振
ーー④温・痛覚、顔面麻痺系ーーーーーーーー
◎→△ 病巣と反対側(右半身)の感覚障害
◎→〇 対側(右半身)の温度感覚の低下
◎→〇 同側(左)顔面痛及び温度感覚低下
ーー⑤嚥下飲み込み系ーーーーーーー
◎→△ 嚥下障害(飲み込みにくさ)
◎→△ 咽頭反射の低下
ーー⑥その他ーーーーーーー
〇→x しゃっくり
x→ 声枯れ
x→ 発声障害(音を出すのが難しい)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎は大あり、〇は有り、△はやや有り
xは無し で評価した。
①めまい・ふらつき系、②失調・運動機能系
は、別記事のように、小脳にダメージあり
完全には無くならならず。仕方ないか。
麻痺というのは自由がほぼ効かないことを
指し、失調は動けども微調が効かない状態。
③目や視力、まぶた
発症時は見事に左半身まひで左瞼の垂れ下
がりが目立った、幸運にも視力と共に回復。
複視という左右焦点が合わない病も回復し
免許再認定評価に進めた。
④温・痛覚、顔面
顔左の目の周囲に打撲のような冷感が今も
続く。顔面神経痛にならなくて良かったが
なかなか厄介である。首より下は反対の右
半身と手足に温痛覚の異常が残っている。
これは基本、脳の異常信号で皮膚の異常で
ない。ただ今でも血行不良や痺れが起こり
冷えも感じる時があり、簡単で無い感じ。
⑤嚥下障害
は、別記事の通り、ほぼ回復し何でも食べ
てよいが、飲み込む力は完全に戻ってない
ので時々引っかかる。
さらに水分系は喉反応の遅れで誤嚥注意。
⑥その他
しゃっくりは急性期入院中に何日も止らず
困ったが今はない。声や発声は問題ない。
例えば、ふらつき(の自覚症状)は消えず。
リハビリをけっこう頑張って体力ついたが
調子が良ければ、意識しない時もあるが、
フラつきの源である脳の損傷が癒える訳で
はない。例えば体がキレている時は脳が活
性化されていて、損傷部以外の回路が動き、
体の動きと相まって安定化するのかなぁと。
要は、自覚症状が消えない限り、治らない、、ということは、焦らずに諦めずに一歩ずつ一個ずつ症状を無力化していくしかないようだ。。