脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

梅雨入り間近、雨台風間近の安物買い、

昨日日曜に、ルーティンの母との買い物、ちょっと遠出ドライブがてら、久しぶりの隣市のプラントまで足を伸ばす。そして偶然ゲットしたのは季節モノ、マルのため、母のため。
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定価2000円近くするモノだが598円で投げ売りしていた。 先週奄美は既に梅雨入りし、今日月曜は全国的な強い雨。鹿児島や富山を除いて九州、中国、東海の広い範囲で、例年より8日から10日早く梅雨入りした。台風コースは遠くから本土を伺いながらゆっくりと近づいてくる予報で、昨日は曇りながらムッとする蒸し暑い天気だけど、遠出するなら昨日で正解。そして、梅雨から夏に向けて、掘り出し物あり。

折からの物価高で、安いスーパーに人は集まり、プラントは(相変わらず)大賑わい。季節柄、母が、網戸の張り替え用の網が欲しいというので、だだっ広い店内をぐるぐる回っている時に、ふと見つけたのである。
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こういう感じで玄関戸の内側に貼り付け、玄関を少しあけて風を入れるモノ。定価(2000円程)なら、まず買わないものだが、安物買いの銭失いの私、安さだけに釣られてつい購入。
実は過去、玄関扉をお隣さんを見習って造り替える話もあった時、空気の入れ換えができたらいいなぁ と話はしていた(頓挫した)。お金さえかければ、防犯の観点でヒトは通れず風は通すというモノを作れるというのは分かったが、玄関だけに何十万投資しても、この家の設計が古くトータルの断熱性能や湿度対策が低いので、中途半端になるという判断。
要は、この先、何十年も何十人も住み続ける家ではないので、費用対効果と住み続けてきた母の納得感が最重要であると理解した。他所さまに迷惑がかからないものは出費を抑えるという考えも理解。

マルが家に来る前は、夏は玄関は開けていた。古い家なのだが玄関をあけると、風が流れてそこそこ気持ちいい。しかし、家猫のマルが来てからは、脱走するので開けられない、そこが不便になったのだった。マルも流れる自然の涼風は、好きなのだが。。そこでこのメッシュがうまく我が家にフィットできれば、、という淡い期待。
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帰宅後、画鋲で仮留め、マルが裾下から逃げないように100均の金網2x2個を置いてみたところ。玄関扉を20センチほど開け放つと良い風が通り抜ける、何となくいけそう。玄関にはマルのトイレもあるので、風が抜けるのはいい。マルが大人しくしてくれればいいが。。
しかしさっそく不安定そうな金網がおもちゃに見えるのか?前脚をかけるのである、マルが触れば金網がすぐ手前に倒れてしまい、メッシュだけになると、猫が下をくぐって抜け出てしまうことは、ほぼ確実である。上手い方法がないか考える。
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ペットボトルに水を入れて、金網にケーブルロックで固定し重し代わり(廃材利用で、ただである)。
さらにメッシュの裾もこれで押さえる。触ったぐらいではびくともしないこの2キロの重しで、6キロのマルの脱走も押さえこめればいいが。マルが視覚的に脱走を諦めてくれないかなと期待(突発的な、暴力的な脱走は諦めるしかない)。

そして無論、玄関なのでヒトの出入りは出来ないといけない、メッシュの方は出入り用に中央部が左右に磁石で付いたり離れたりするので、金網も左右に分けて2本のペットボトルを用いて、ヒトの出入り時は、ずらせるようにした。
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自動で連動して開いたり閉じたりできれば、言うことなのであろうが、メッシュとペットボトル重し付き金網が、今はそれぞれ手動式。まぁ、これで正味数時間、600円しかかかってないのだから、まずは上出来である。節約好きの母なので、いったん仮止めのこれで様子見て、という感じ。あとはマルが悪さをしないこと、(脱走がちらついて)ストレスにならないことを祈るのみである。

遅かれ早かれ、梅雨に入り、過ごしにくい時期になっていくのであるが、エアコンを使いたくない母と猫には、自然な風の通り道を作りながら、古い日本家屋での家猫との共存の模索、まずは低コスト、短時間で形になった初期アイデアで運用しながら改善。
ま、脳梗塞を患った脳みそも少しは使えたので、長距離運転が出来たことと合わせて、何よりの日曜の午後だった。