脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

1ビット(続き)

1ビットオーディオ(ヤフオク)の続きである。

pb550cppc.hatenablog.com

動かないCDコントロール部(SD-SG11ヤフオク入手)を開かずの部屋に移し、ヤフオク入手のアンプ部と入れ替える形で、機嫌の悪かったSD-NX10のアンプも開かずの部屋へ。

新しくコンビとなったオーディオ。アンプ部が(起動時も含めて)しっかり安定していて、よりきめの細かい音を出す。素晴らしい。

たまたま見ていたはてなのブログで、古いスピーカを入手しバラし音響的に音を確認し改善する記事の中で目に留まったスピーカが安く出ていた、、結論からいえばそれも落札し、入手し、手持ちスピーカは特に何処も壊れてなかったが、入れ替えた。

探し求めていた音に出逢えた悦びがそこにあった。

銀と黒の筐体の中に、敢えて木目調、スピーカーの大きさはほとんど変わらない。

あくまで自分の好みの問題だが、この1ビットシステムだが、音は間違いなく繊細で、応答が良くキレがあるが、低音がもう少し欲しいなぁという時(こういう類いのアルバムとか、アルバムの中のこの曲は、もう少し低音が聴きたい時)というのがあった。

 

思い起こせば、20数年前のとある電気屋での話。

ボーズのようなドンシャリもいいですが、この1ビット、自然な素直な音は疲れなくてイイですよ」と当時、売り場に派遣されたS社の技術者が言い、まぁそうだなと殺し文句に殺されて購入した。

しかし後にボーズの101MMG中古を買い足す(殺されていなかった)。(自分の好み的に)物足りない感はどこかにあって、ボーズを買ったが結局、相性があんまり良くなくて純正に戻した。

ボーズの101のフルレンジのを鳴らすのはもっとパワーのあるアンプかなと思った。
1ビットは25w+25w、小パワーでよりしっとり聴かせるデリケートな響きのアンプはスピーカーを選ぶようである。

そして、今回のスピーカー、ユニークだ。そして温故知新、オーディオより古い。奇跡の組み合わせだ。

左写真はスピーカー裏部ウーハーを備えている、真ん中は表側、中低音と高音が各1機

スピーカの数と箱のオモテ面積は変わらないが、低音がいい感じで響いて包み込んでくる。そのバランスが絶妙である。いっぽう、右の純正はツインドライブというか、扇風機でもあるような、風を乱れなく遠くに飛ばすという感じで、音自体は耳にとても優しく、まっすぐ届く。そして、大事なのは、自分の好みが前者 である。

(意見には個人差があります)

 

ということで、音はまた格段に素敵になったのである。

(昔の)単体オーディオの組み合わせのような、(有り体に言えば、バラバラな外観)ノスタルジックなオーディオセンス。

 

奇跡はもう一つ、

開かずの間の、調子の悪いオーディオのコンビ、なんと動いたのである。

三日ほど、エアコンと除湿の効いた所に放置していて、たまたま両機を繋ぎスイッチをいれたら、表のイルミネーションが完全点灯し、音声を出力したのであった。

翌日、満を持して、オーディオルームに黒のCDコントロール部を持ち込み、つなぎ替えたら、最高のサウンド!、しかし10分後に突然電源を喪失、以後今日まで再復帰はしていない。メカ的には動いているので、CD部から音声が出てくるところが怪しい。

いま、どこか修理が安くできそうな所を探す予定である。