脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

時代遅れのキーボード付きスマホと日記

書きたいと思っていた、超個人的趣味の話。
この日記の続編。
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古いスマホ、特に絶滅した「キーボード付」が好きである、これから述べる、いい大人の趣味の道具なのだが、物理フルキーボード付が元々好きである!。古くは、死語であるが『PDA』の歩みに夢を見ていた私。そして私の愛したPDAにはこの物理キーボードは欠かせなかった。しかし時代は、『指で画面に入力する』スマホが市民権を得て、PDAPDAっぽいキーボード付は絶滅(時代遅れとなる私)。世の中を便利にしたスマホは急速浸透しSNSも浸透、大衆化(退廃化)したあたりから、スマホ中毒、スマホの奴隷になるっているストーリー、、
例えば、‥ベッド横には今や溢れる情報量とSNSに繋がったスマホ、返信に追い立てられ或いは無意識に眺めて他人の言動についつい時間を奪われ、つい不用意に呟くと時に炎上の道具、スマホSNS with スマホの時代。
対して、自分に向き合い、自分の言葉を書き記す非公開の日記メモ(ライフログ)が心の拠り所として。そしてこのツールにこそ、かつて絶滅した古いキーボード一体型スマホがぴったり。PCのように場所を取らず、気が向いた時にさっと広げる日記。今日一日を振り返ったり、過去と行き来しながら自分の思いを推敲し、自分向けに書き記す。この時間を持つことこそいい大人の趣味かと、この電子ライフログ書きに集中できるもの、その道具としてうってつけなのが、今は無き 物理フルキーボード付きスマホである。 左手前の5インチの折り畳みKBが名機IS01(andoroid1.6)、その隣が4インチのスライドKBでIS11T(andorotd2.2)のともに3G波時代の古いスマホで、電話として使えない。
(ちなみにOS,android5.0以上で無いと、google認証ができないようで、所謂、グーグルカレンダやメール、SNS等にも使えないみたい)レガシーデバイスだからこそ、SNS等の割り込みがない(最強メリット?)。各々の機器の特徴は後述するが、いい大人の電子ライフログ用として、愛着のあるレガシー機に新たな命を吹き込む、このハードウエアを活かすミソは、古いVer.のJorte!というアプリである。

言うまでも無くJorteは、現代の秀逸なスマホ日記ソフトウェア。マルチデバイス対応で同一UIで使えて、クラウドでデータを共有 ※lPhoneでもAndoroidでもpcでも閲覧入力できる。
画面基本構成(自分の使い方)だが、左がカレンダー(月週日の切替が可能な予定表示)で日々の記録を、右はtodoメモになっていて(見出と本文)反省やメモを記入、愛用していて使い易い。
下の写真右端はiPhone5c ios10.3(これも今やかなりレガシー感濃い)であるが、wifi環境下でクラウドに接続、いつでもどこでも書いたりできるし、他のデバイスによる更新を確認することが可能となっている。(ただしこの機での長文は私は無理であり俯瞰用。この他の役目を担っている、後述)

さて、2台のレガシー機には、最新版Jorteをインストすることが出来ないし、仮に入ってもクラウドに繋がらない。しかし(古いandoroid機は)ネットに落ちている古いver.を力技で入れることが出来る。そして実は、古いandroid版のJorteはデータをcsvで読み書きする機能が残っていて、BT経由で他の若いデバイスを介してデータを共有し、取り込むことが出来る(勿論ノウハウが要るが)。キーボード付レガシー機が、スタンドアローンでありながら、クラウド連携し共有デバイスとして使えるのは、このアプリとノウハウによるものだ(面倒くさいと思う人は今時のスマホの便利さの快楽に溺れすぎ)。
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右の2つは、andoroidとiPhoneで縦表示になっているところ、ともに4インチ画面。
真ん中のAndroid機のほうは、KBをしまうと、縦型表示に自動的に切り替わる。(ちなみにiphoneは横ビューにならないようである。ipadは可能)

左の折り畳みKBの名機IS01の特徴は、画面とKBが大きく、jorte専用でぱっと開いてストレス無く書ける、長文得意の優れもの。その大きさ故、ほぼベッド横の専用日記帳と化しているが。
いっぽう、4インチのスライドKBのIS11Tは、そのサイズがiphone5と同じであり、持ち運びはストレスなし。そして作りのよい物理キーボードを引き出せば、画面横向に切り換わり(ベッドの中でとか)自由なスタイルで書き込みできる。

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私の道具の一部である。脱線である(これ以外に電話用のiPhoneSE初代とかもっている)。
左下は、ライカのカメラが付いたandroidスマホ huawei P10(5インチ)であり、これにも入れている。
右の中段は、退院後にわが仲間に加わったiPhone5S+BTキーボードである。さらに脱線する。
上のandoroid機IS11Tと同じサイズ感であり、私の望み、、こういうiPhoneが今欲しいという形が具現化されたものである。ヤフオクでそれぞれ落札だが合わせて4000円もしない、このキーボードケースが中古でも今や極めてレアであり奇跡である。

mineoのSIM(低速繋ぎ放題)が稼働し、かつてのPDAが不十分だった、いつでも何処でも誰とでも連絡しモノ書きもできて、必要な情報にアクセスする機能(かつ通信料もかからない)、これが今自分の手元にある。このことだけでも感慨深い。もしこれが海外駐在中に手にあれば、、妄想終わり。
脱線ついでに、
その下は、5Sの廉価版の5C単体であるが、プラ筐体で、PDA(非ライフログ)的に、ばっしばっし使い倒しているのは、こちらである。退院後の運動(散歩)のお供、音楽プレーヤー兼カメラとしてポケットにつっこんでいく。軽くて小さく、中古でありながらなぜかバッテリーが異常に持ちが良いからである。そう、キーボードなしでも古くても、iPhoneは使えるし使い倒せる(笑)。古いキーボード付のandroid機のみを盲目的に賞賛しているわけではないことをここで改めて。。

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右端の5C(単体)は最近、さらに掌の中のブックリーダーとして新たな機能を与えられた、しっくりくる。この軽さとサイズ感が、私的には真の(激安)パームデバイス、いまや中古は2000円もしないし掃いて捨てるほど程度の良いモノが転がっている、いい時代になったのだ。
真ん中が旗艦(フラッグシップ)の5Sとキーボードケース、左端は一世代前のIphone4Sとキーボードケースである。5Sのほうが指一本分縦に長い。微妙な差だが大きな差である。4Sは、画面サイズ小というよりは処理速度やOS的に万能では無く、家の中のwifiで嫁とのメッセージ用に使っていて、キーボードはやはり便利である。

大好きな少々重たく厚いこの2つの古いiPhone、最新の大画面化するスマホとは逆で、基本は掌サイズ。折りたためば、シャツの胸ポケットに、ビューワ時は片手で親指が届く範囲の画面サイズ、入力時は引き出して両手で、考えて打つ、キーが(小さめの)画面を隠さないのがいい。PDAっぽい。
(余談)
時代が、いや携帯がデジカメを飲み込み、情報端末という部分を食い逃げしPDAを駆逐、電話本来の物理キーですら、その大画面化とのトレードオフでメインストリームで無くなった。小型薄型化し使い勝手を圧倒的に突き詰めたスマホは急速に増殖し、PDAが為し得なかった『市民権』を得て今に至る。
よく言われるが、PDAで最後まで頑張っていたのがZaurus、恐竜は最後に絶滅した。携帯の時代になり、PDAのノウハウが強みとなるはずが、、、時代は思い通りにならないものだ。