脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

引越しその後ー②市の図書館など

転入届の翌日、曇り空の朝、嫁さんを朝送り出し、さてと。
以前、義妹に連れて行ってもらった市の図書館にでも行ってみることにする。小綺麗で天井が高く開放感がある。そして出会いもある。
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出かけるのが億劫になってしまうのも良くない、さらにクルマにしばらく乗らないと酔いやすくなったりする?ということもあって、どこか近くにクルマで出かけよう!と思うのだが、意外と踏ん切りが付かない。結局、家の中の掃除などに気を取られ、昼前くらいにようやく出かける。
着いた図書館は、町の小さな教会のような外観で以前と変わってない。中は天井が高いので圧迫感無く、絵が掛けられていたりステンドグラスがはめられていたりして、落ち着く感じだ。

まず、図書館の事務の方に、図書カードの新規作成登録をお願いする。作成後、借りる手順などの説明を受けた後、さっそく本を見て回る。
うれしいのは、好きな作家の本がいっぱいあることだ。本との出会いは大事。
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原田マハ氏や湊かなえ氏、小川洋子氏などの小説が、図書館規模の割に充実していて嬉しくなる。さっそく2冊借りる。これらはマハさんの真骨頂の芸術家のお話であるが、つい先日NHKなどで、特集番組が組んであって視ていたので読んでみたい本だった。
富山には彼女たちの文庫本は置いてきたが、引越荷物の限られた枠にもかかわらずモネやマティスルノアールなどの重たい嵩張る画集書物は、最終的に鹿児島に持ってきている。
左下の本、マティスをモデルにした小説が収められているが、その番組にはマハさんがご出演されていた。
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また、右下の本「美しき愚かもの…」は、大戦の前後の、松方コレクションの回収の経緯のストーリーだが、TBS(再放送)がモネを救えという番組を制作。戦後、いったんフランスに接収されていたモネ他の絵画をフランスと交渉し取り返すという話だが、国立西洋美術館の建設がそのフランスからの寄贈の条件だったのだ。戦争が国と国を分断し文化の交流の思いまでもついえるという瀬戸際で交渉に尽力した外交官や役人。本仮屋ユイカさんのナビゲータの番組だった(じつは彼女のファンである)。
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さて、本と触れあう環境は、田舎ゆえ正直厳しい、平地の富山は自転車でいける距離にあった。
市の図書館は、自宅から10キロほど離れていて、元気になれば自転車でも、、と思ったら深い谷越えで高低差が数百Mあり、クルマでないとちょっと無理な感じだ、でも図書館自体は富山市よりも自分向きだ。
お得意のブックオフは 隣市の鹿屋や隣県の都城まで行かないといけない。距離で30キロ以上は離れていて自転車の距離ではないし、クルマでも月一いければいいかな?ぐらい。

まぁぼちぼちと、まずは図書館中心で。