脳梗塞 ワレンベルグな日々

ワレンベルグ(症候群)は脳梗塞の一種

お金の話【WB10】

脳梗塞で約4ヶ月弱、2つの病院で療養となり、仕事
は年末の休暇から3ヶ月休み、3月末退職、そこから
無職となり更に4月24日まで入院していた。
家族にとっては、仕事を休み続け無給となって、更
に医療費の支払いが重なる、、という大きな問題。
勤めは、嘱託の契約社員だったが、共済組合とい
うしっかりした保険と勤務先が心強いサポート。

まず、高額療養費制度に基づき限度額認定証発行
を入院後すぐに手配、入院費用は月に100万位の
医療請求になるが、これにより毎月の病院支払は、
30万弱(医療費が8万程度+個室料、食費他)の
請求くらいになる、大体脳梗塞入院で手術がない
場合はこのくらいらしい。これが4ヶ月分。
そしてその分は、民間の生命保険に入っていた
ので、入院時1万/日の契約になっていたり、特約
があり、保険担当者が親切でだいぶ助かった。

問題の給与は、1月分は有給休暇でそのままであっ
たが、2月分からは減り、3月分は無給(更に保険
などでマイナスになった。4月は勿論無職である。
(組合は任意継続、年金は国民年金へ変更)
この減少分を、傷病手当を申請中である。3月分で
は、有難い事に月給の大体2/3補償されるらしい。
(退職後の4月も申請できる。)これは勤務先が
入院中の私に代り、かなりサポートしてもらい、
助かっている。

今後だが、大黒柱としては再就職を検討し、決ま
るまでは、雇用保険を請求するような流れになる
だろう。ただし体調回復の具合をみながらである。
病気、療養しても、すぐ働ける体であれば何とか
なるのだろうが、これが一番辛いところ。

病気をしなければ、保険なんて、、と思うのだが
給与減少分を少し補うくらい助かっているのだが
知らなかったこと、教わったことが多い。
こまった時こそ、万が一のための生命保険だった
り組合の制度や仕組みを活用しないといけないの
だが、なかなか本人もその家族も、気が回らなか
ったりする。
また、病人だからといって、何でも頼るわけには
いかないと諦めたり、我慢したり、、
もっと相談し、頼ってよいものだと教えられた。

また知っていても、見栄で聞けないこともある。
お金のこと、どうも相談しにくい、聞きにくい
ものであるが、体の回復と同様に大事である(と
病院の事務に言われた)。
明らかな障がいがないが、後遺症が懸念される状
況の自分だし、この先の暮らしがあるからである。

他人に頼る、社会やしくみに頼るを良しとする事。
そういう折り合いもつけていくのだ。